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骨粗しょう症
骨粗しょう症は、骨の中のカルシウム、たんぱく質、リンの量が減り、骨がスカスカになり、骨折しやすくなる病気です。
特に40代後半~(閉経後)の女性に多く見られ、気付かないうちに背中が曲がってしまい、腰痛や背中の痛みが生じることもあります。
また、背骨が曲がると、内臓を圧迫して呼吸機能や消化管運動にも影響を及ぼす危険性もあります。
高齢者の骨折は、寝たきりにつながる可能性があります。
骨折骨粗しょう症だと、体全体の骨が脆くなり、ちょっとつまずき転んでしまった場合など、ささいなことで骨折してしまう可能性が高くなります。
そのため治りも悪く、腰や足の付け根が折れてしまったら、最悪の場合、寝たきりや車いすなどの生活を強いられてしまいます。
骨粗しょう症は脳卒中に次いで多い、寝たきりの原因のひとつになっています。
当院での検査で、骨の状態をチェックし点滴、注射などの加療を行うことが可能です。
理学療法
体のどこかが痛むということは、肉体的にも精神的にもつらいものです。しかし、痛いからといって動かさずにいると、筋力が弱ったり関節が硬くなったりしてますます動かしにくくなってしまうため、悪循環に陥りがちです。そうならないためにも理学療法は重要な位置づけにあります。
日常的な運動機能を回復することは、心の回復にもつながるため、QOL(生活の質)を向上させる重要な要素となります。将来、寝たきりにならないためにも、体を動かしていただき、そのためのお手伝いが理学療法であり、整形外科で扱うケガや病気の治療でとても大きなウエイトを占めます。
当院では、患者様の状態によって、器具(SSP、マクター、インブレス)を用いて痛みの部位の治療を行っております。